地域の魅力を維持・発展・創造したい

球磨村森電力(以下、球磨電)は、熊本県の県南に位置する球磨村で創業しました。球磨村には豊かな森林、球磨川や球泉洞など魅力的な観光資源がありますが、人口減少による地域経済の縮小という大きな課題があります。

こうした課題に対して、再生可能エネルギーの導入検討、地域の子ども向けの環境学習機会の提供、商店など業務施設の省エネ診断などの事業を“単発”として行ってきました。こうした取り組みは、“継続”して価値があるものですが、事業の関係上、“単発”でしか行うことができない課題がありました。 そこで、継続して地域での取り組みを行っていくために、球磨電を2018年2月26日に設立しました。

球磨村との連携協定に基づき、収益を地域の課題解決に再投資し、球磨村の魅力を維持・発展・創造していきたいと考えています。

事業拡大を通じて、地域課題の解決に貢献すること

村内の主要産業である林業は、長らくこの地域の雇用を支えてきました。これからも、林業を中心とした産業振興が重要です。同時に、新たな産業の創出も重要です。

球磨電は「再生可能エネルギー」を軸に、エネルギー原料としての林業との連携による産業振興、災害時の電力確保による安心提供、事業拡大を通じた雇用創出、地域連携による域内の稼ぐ力の向上など、地域課題の解決に貢献していきます。

傍観者にならず、主体者として、泥臭く行動し、感謝の気持ちを持ち続ける

問題点を指摘したり、批判することはとても簡単です。必要なことは、問題を提起し、その解決策を提示し、その解決策を実行していくことだと考えています。
傍観者には決してならず、主体者として、必要のない見栄やプライドは捨て、泥臭く行動していきます。 そして、成功した時も失敗した時にも、そこには必ず誰かの支えがあったことを忘れずに、感謝の気持ちを持ち続けます。